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トリコモナスを治せる薬はフラジール!その効果について

2019年09月26日
多様な薬のケース

フラジールは有効成分であるメトロニダゾールを配合した、トリコモナスの治療薬です。トリコモナス膣炎は特に女性の膣や尿道へ、寄生虫の一種であるトリコモナス原虫が感染して起こる病気です。症状に、外陰部に痛みや痒みが現れます。また排尿に不快感があったりおりものが泡立つこともあり、量も増えることが特徴です。フラジールは抗トリコモナス薬なので、トリコモナス原虫に対して、殺虫的な作用があります。原虫がいなくなることでトリコモナス膣炎に関する不快な症状がなくなり、トリコモナス症や嫌気性菌などの細菌性膣症にも有効的です。一般的な抗生物質が効きにくいとされる嫌気性菌は、各種の細菌感染症にさらに良い効果を示しています。クロストリジウム属のディフィシル菌によって引き起こされる、偽膜性大腸炎は感染性腸炎ですが適用が可能になります。

胃炎や胃潰瘍などの原因菌であるヘリコバクター・ピロリ菌にも強い殺菌作用を示し、その除菌効果も選択されるのが特徴です。別の抗生物質であるアモキシシリンなどと一緒に併用する必要があります。併用することで除菌成功率も高まるので、効果がさらに高くなります。原虫であればニキビダニを始め、赤痢アメーバーや、ジアルジアなどなどの感染症にも適用されています。微生物の中でも還元されているニトロソ化合物へ変化し、これがDNA合成を阻害していくので抗原虫や殺菌作用を発揮しています。反応している途中にフリーラジカルが生成されることもあり、微生物のDNAとの二重鎖を切断することで機能障害を起こします。トリコモナス症で第一選択される特効薬ですが、これは内服薬の他にも膣に直接作用させることができる膣錠もあります。ヘリコバクター・ピロリ菌を除菌するには、3剤併用除菌治療で行なっていきます。症状や目的によって、フラジールの服用の仕方が違い、用法・用量は医師の指示に従い適切に行うことが大切です。トリコモナス症であれば一般的に10日間服用をすることで回復に向かいますが、独自の判断で途中でやめると再発する可能性が高まります。かゆみなどの症状がなくなることで服用をやめるケースが多いですが、まだ菌が残っている可能性が高く、服用をやめることで菌が再び繁殖することもあるので、指示されている期間服用をします。

特に必要とされるケースを除いて、妊娠中はできる限りフラジールの服用は避けます。妊娠初期である3ヶ月以内は、避けることが望ましく胎児に影響が出ることがあるからです。フラジールを服用中に食生活で気をつけることは、飲酒を控えめにすることで、薬の影響によりアルコールを摂取するとひどく酔うことがあります。悪酔いしやすくなり、普段お酒に強いと言われる人でも顔が真っ赤になったり、吐き気・嘔吐や腹痛・頭痛などの今までにない症状を起こすことも考えられます。排尿時に尿の色が赤黒くなることもありますが、これは心配は必要なく薬の影響で、服用をやめると元に戻ります。成人はフラジールの有効成分であるメトロニダゾールを1クールとみなし、1回250mgを1日2回服用し、それを10日間経口服用します。副作用は他の医薬品に比べると少ない方ですが、稀に食欲不振・胃の不快感や吐き気などがもよおされることもあります。血便や頻繁に起こる下痢、腹痛があるときは医師に早急に診断してもらうことが大切です。重篤な副作用はほぼありませんが、大量・長期的な服用に対して、末梢神経障害や、中枢神経障害を引き起こしやすくなります。手や足にしびれやピリピリ感があったり、ふらつき・ろれつが回らないなどの意識障害などがあるので、念のために注意が必要です。痙攣をもともと起こしやすい体質の人は、痙攣発作にも注意をしておきます。